banner

未分類

fx羅針盤 ドル

fx羅針盤 ドル

では2021年はどうかというと、実はこれまでのところでは米ドル/円の最大変動率が、ユーロ/米ドルや豪ドル/米ドルのそれを上回っている。実際にチャートで見ても、ユーロ/米ドルや豪ドル/米ドルは総じて方向感の乏しい展開が続いてきたが、これに対して米ドル/円はとくに4月にかけてはほぼ一本調子で米ドル高・円安が進むところとなった(図表2、3、4参照)。

米ドル/円は、2017年から2020年まで、年間最大値幅が10円程度の小動きが続いてきた。為替相場の主力取引の1つである米ドル/円の小動きがこんなふうに長期化する中では為替相場は値動き(ボラティリティー)が乏しいという認識が一般化しているのではないか。

以上のような米ドル/円と米金利の関係がこの先も基本的に続くなら、米ドル/円のボラティリティー回復の鍵は米金利が握っている可能性が高いだろう。

このように、2021年の米ドル/円が4月にかけて一方向に比較的大きく動いたのは、米金利上昇の大相場に強く連動した影響が大きかっただろう。逆に、そんな米金利が4月に入ったところで上昇一巡、その後方向感の乏しい展開になると、米ドル/円もそれに平仄を合わせたようにボラティリティーが低下している。