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fx羅針盤 ポンド

fx羅針盤 ポンド

基軸通貨の地位転落からは既に随分経ちますが、現在の為替市場でポンドは、米ドル、ユーロ、日本円に次いで第4位の取引量を誇っています。

米ドル/円相場のレートと比較すると英ポンド/円はレートの水準が高いため、変動幅が大きくなるのは自然なことですが、米ドル/円を取引する感覚で英ポンド/円の取引を始めると値動きの大きさに驚くこととなります。そのようなこともあり、取引量を大きくしないなどリスク管理がより重要となります。

四半期に一度、イングランド銀行はインフレレポート(物価報告)を公表します。MPC開催に合わせて、金融政策発表、議事要旨公表と同時にインフレレポートを公表し、中央銀行総裁が記者会見を行うスペシャルな日を「スーパーサーズデー」と呼んでいます。この日は経済見通しなど公表される情報が多いため、ポンド相場が大きく動く日として注目度が高まります。

ペトロカレンシーとは産油国通貨を意味します。原油価格が英国経済に与える影響は小さくないということですが、足下ではブレグジット動向の英国経済、ひいてはポンドに及ぼす影響の方が甚大であるため、原油価格による影響はあまり強くないようです。

ポンドはボラティリティが高い(価格変動が大きい)ことで知られ、別名「じゃじゃ馬通貨」「殺人通貨」と呼ばれることもあります。

北海油田の利益が英国の税収の10%前後に達した1980年代に、ポンドは「ペトロポンド」「ペトロカレンシー」と呼ばれていました。

BOEは2017年11月、それまでの政策金利0.25%を0.5%に引き上げました。2018年8月にさらに0.25%の利上げを実施、現在のポンドの政策金利は0.75%まで上昇しています。とはいえ、1%に満たない政策金利となっており、米国の政策金利をも下回っています。

EUとの間で離脱条件の合意が得られないまま離脱期限を迎えることとなれば、混乱は必至。これが通貨ポンドの上値を抑え続けています。

今後もスコットランドの独立運動はポンドの売り材料となる可能性があります。

英国はインフレ基調が強い傾向にあったため、1980年代には政策金利が17%もあり、高金利通貨としても知られていました。しかし、現在の政策金利は0.75%(2019年7月現在)と米国よりも政策金利が低く、もはやポンドは高金利通貨ではありません。

第二次世界大戦前まで、世界の基軸通貨として機能していたのが英国の通貨ポンドです。

四大通貨の一つで、世界全体の外国為替市場でドル、ユーロ、日本円に次ぐ取引量を誇っている。1992年のポンド危機でユーロの準備段階から離脱したこともあり、EU加盟国でありながら、ユーロに未参加となったが、経済的な結びつきは深い。
そのため、ユーロと同調して動くケースが多い。
もっとも、2016年6月の国民投票でEUからの離脱(ブレグジット)が決まった際には、ポンド単独で大きく売りが出るなど、英国独自の材料で動くケースも多い。特にブレグジットがらみの材料でポンド単体の動きになるケースがよく見られる。
金融政策が比較的柔軟なことでも知られている。米FRB、日銀、ECBなどは、名目上は多数決で金融政策を決定するが、実際には議長や総裁などトップの決定が否決されるケースはない。しかし、英中銀では議長提案が否決されるケースが過去何度も生じている。