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fx羅針盤 ランド

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南アフリカ共和国はアフリカ大陸最南端に位置する共和制国家でイギリス連邦加盟国の一つです。アフリカ最大の経済大国で、アフリカ大陸の中で唯一のG20参加国です。アフリカ民族会議(ANC)のシリル・ラマポーザ大統領が昨年再選し、2期目の政権となりました。ANCは1994年当時のネルソン・マンデラ元大統領がアパルトヘイトを撤廃に追い込み、25年間政権の座を守り続けています。南アフリカではアパルトヘイトが撤廃されたことで民主化が進み、アフリカを代表する経済大国へと発展しました。
南アフリカは資源大国して知られており、金やダイヤモンド、プラチナといった鉱物資源が豊富です。こうしたことから通貨「ランド」はメキシコペソと同様に資源国通貨に位置づけられています。金は重要な輸出品の一つで、かつては産出量が世界一を誇りました。貿易では中国や米国、ドイツが主要相手国となっています。南アフリカは中国との結びつきが強く、「一帯一路」構想の連携をアピールするなど友好関係を築いています。
近年の南アフリカ経済はやや停滞気味です。巨額の負債を抱える国営電力会社エスコム(Eskom)の経営危機は経済の足枷となっています。エスコムは国内電力の9割以上の供給を担っており、既存発電施設改修の遅れによる計画停電の発生は経済活動に悪影響を及ぼしています。労働組合が呼び掛けたストライキにより工場が操業停止に陥ることが多いことも経済にとってはマイナス要因となっています。

2019年の南アフリカ経済が国内の電力供給問題や財政悪化で停滞したことで、南アフリカランド/円は軟調に推移しました。年初南アフリカランド/円は8円台まで上昇しましたが、格付け会社ムーディーズが南アフリカを投資適格級からジャンク級に引き下げるとの見通しから軟調に推移し、6.7円付近まで一時下値を広げました。年末にかけて南アランド/円はやや値を戻しましたが、新型コロナウイルスの感染拡大による世界的なリスク回避ムードの強まりから、6円台半ばまで下落しています。

南アフリカランドは政策金利の高さが魅力で、トルコリラと並び、国内の多くの個人投資家に取引されている通貨です。SARB(南アフリカ準備銀行)が決定する政策金利はここ10年近く7%前後と高い水準で推移しており、南アフリカランド/円を保有することで得られるスワップポイント(金利差)は他の通貨と比較して高くなっています。2008年のリーマン・ショック以降、南ア中銀は継続的に利下げを行い、2014年に利上げを実施しました。直近ではインフレ見通しがやや落ち着いていることから政策金利を引き下げる動きとなっています。南アランド相場は南アフリカが資源国であることから金価格と相関性が見られ、金相場が上昇する場面では南アフリカランドも上昇する傾向があります。もう一つの魅力は南アフリカランドの価格の低さです。足元の南アランド/円相場は6.2円~7.0円付近で推移しており、他の高金利通貨と比べても少ない資金で取引ができます。みんなのFXでは1,000通貨から取引が可能で、約280円の証拠金を預けることで取引を始められます。

ランド/円投資をする場合、為替差益よりもスワップポイントを狙いましょう。

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金融政策の面では、国内経済の下支えを目的とした利下げも想定されますが、インフレ見通しが目標バンド内であることを踏まえると、大幅な政策金利の引き下げはないと予想されます。どちらかというと財政再建の道筋が示せるかが南アランド相場の行方を占う上で重要で、政府の構造改革の方針を注視したいです。仮に構造改革の方針を国外に示すことができれば南アランドが買われ、南アランド円も7円半ばに向けて上昇しそうです。政策金利が高いことでスワップポイントの獲得も期待できることから、長期相場の安値を拾うチャンスは十分にありそうです。